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実験作記念すべき十作品目。

 さぁ、やってまいりました守矢神社。ぶんぶんとは既に別れ、鳥居の下に僕一人。帰りはどうするのか考えてなかったけど、最悪泊まらせてもらえばいいと楽観視。
 スイーツ巫女を口八丁で落とすのは造作もない。

「おや、祐樹じゃないか。いらっしゃい」

「オンバシラさん、こんちゃ」

「あぁ、こんちゃ。それと神奈子と呼んどくれ」

 答えないのが答えです。オンバシラさんもほとんど諦めてるから、口だけで一回言ってくるだけである。

「何しにきたんだい?」

「メダロットをやりに」

 ついでにきもけーねさんと里の人たちからのお供え物を届けに。明らかにそっちがメインじゃないのかい? 僕にとってはどっちでもいいので。あぁ、そうかい。
 そんな会話。

「オンバシラさんは相変わらず暇そうやね」

「人をニートみたいに言わないでくれないかい?」

「誰もそんな事言ってないのに。被害妄想甚だしいですよオンバシラさん。自覚があるからそんな台詞が出てごめんなさい撤回するからキャノン砲をこっちに向けないで」

「ならいい」

 砲身がこっちに向く恐怖は忘れられるものではない。まさにあの姿は一年戦争で活躍したモビルスーツ、ガンキャノン。恐ろしい、中距離支援モビルスーツがこんな所にいるとは。

「誰がモビルスーツだい」

「ぬぅ、神様は読心術もお持ちか!」

 プライバシーもあったものではない。これに対抗するには、頭の中でえっちな想像をして羞恥に悶えさせる他にない。もしくは、無数のマッチョな男の裸体を思い浮かべるとか。
 後者は僕に絶大な、というか再起不能なダメージを与えかねないのでやらないけど。男の裸体なんぞ妄想したくねーのである。出てきたら裁判起こす。

「たまに口から出てるんだよ。気付いてなかったらしいね」

「無論、わざとに決まってます」

 僕がそんなへまをするとでもお思いか。神様も万能ではないらしい。キャメルクラッチをかけながら僕を神社へと移送するオンバシラさん。意外と器用な真似を。あ、浮いてるからか。
 ムーブアビリティ・浮遊移動ですねわかります。

「おーい、諏訪子、早苗ー。客だよー」

「その客にプロレス技をかけるのはやめれ」

 地味に痛いんだけど。手加減されているのはわかるけども、そろそろ悲鳴をあげてもいいかしらん。具体的には、オンバシラさんに凌辱されちゃうーとか。でも言うと僕の命がマッハで終わりそうだから自重する。

「神奈子様、何やってらっしゃるんですか……?」

「やぁスイーツ巫女、今日も元気にスイーツ(笑)してる?」

「してません。神奈子様、もう少しやっててもいいですよ」

「ごめんちゃいして。地味に痛いからそろそろやめてほしい。やめてくれないのなら、人里で大声で守矢神社の面々に身も心も弄ばれたと叫んでやる」

 信仰を人質にした効果はばっちりでした。体の骨を鳴らしながら、改めてお邪魔様。きもけーねさんと里の皆からのお供え物と、僕個人のプレゼント(スーパーの割引券)を渡す。後者は意味がないじゃないですかと叩きつけられた。

「(´・ω・`)ショボーン」

「くれるにしてももう少し考えてくださいよ……」

「じゃあ、生理ようひ」

 痛い痛い、御幣が刺さってる! スイーツ巫女の笑顔が怖いよ。今のこの子なら笑顔のまま僕を襲える。そして今度こそ見も心も弄ばれるに違いない。

「あ、祐樹だ。やほー」

「やぁけろたん。今日も相変わらず帽子の付属品やってるね」

「逆! 逆だから!」

 あぁ、けろたんだけだよ僕の癒しは。スイーツ巫女はお供え物を置きにどっかへ行き、その間僕はオンバシラさんとけろたんとメダロット。火力に物を言わせるオンバシラさん、妨害系でこっちを引っ掻き回してくるけろたん。対照的ながらも相手としては十分。
 たまには他のゲームでも布教してみようかな。多分、メダロットだけだから色々と敬遠される。興味を惹かれるものを提供して、そこにすかさずメダロットを差し込めばいいんじゃね?

「天才的な考えに全僕が震えた」

「何十人もの祐樹……考えるだけで寒気が走るね」

「カオスにもほどがあるよ」

 ですよね。

「でもそれ以上に、少女臭を量産したとしたら」

「幻想郷住人の胃終了のお知らせ」

「というか、霊夢が倒れるよ。たおれいむたおれいむ」

 けろたんに座布団一個進呈。二重の座布団の上にちょこんと鎮座。緑色に塗ればもう立派に薬局の前にあるマスコット人形になれるに違いない。

「じゃあスイーツ巫女量産計画」

「うちの早苗は誰にもやらんッ!」

 貴方はお父さんのつもりか。

「神奈子は親馬鹿だからねぇ」

「どこぞの馬の骨ともしれん輩に、うちの早苗はやれんね。あの子が選んだ人間なら、そんな事はないとは思うけど」

 まさに親馬鹿。スイーツ巫女も大変である。

「じゃあ僕が選ばれたりしたらどうなるのでござる?」

『ないない』

 どちくしょう。二人してそんな笑顔で手を振らなくてもいいじゃないか。冗談だとしてもひどく傷ついた僕のハート。きっと食物繊維が足りない。

「へ、へんっ、僕だってお断りですよ。誰がスイーツ巫女を嫁にもらいますかってんだ! こんな危険な世界に住んでる女性なんか怖くて付き合えもしませんよ!」

 背後で、どさり。振り向けばスイーツ巫女が持っていた荷物を取り落として、こっちを悲しそうな目で見ている。
 ちょ、もしかしてこれ修羅場フラグっすか? カメラ、カメラどこ?

「わ、私は……危険な女なんですねー!」

 そう言って走り去るスイーツ巫女。明らかに作品が違います、というか名前が同じだけでやったのだろうかまさか。

「うちの早苗を泣かすとはいい度胸だね……」

 わーお、オンバシラさんの怒りが怒髪天をついている。すごく……オンバシラが発射体勢です。必死の説得を試みるも言葉は通じず、あえなくオンバシラ一斉射撃の前に沈む僕であった。
 ちくせう、やはり僕には異文化コミュニケーションは荷が重すぎた。宇宙人との交信なんて、無理だったんだよ!

「ほら、早いところ早苗を探してきな」

「何故に僕が」

「早苗は傷つきやすいからね。お願い、謝ってあげて」

 だが断る、と言おうと思ったけどオンバシラさんにまた酷い目に合わされそうなので頷く。けろたんはそんな僕を申し訳なさそうに見ている。先読みされたみたいでなんか納得がいかないです。
 まぁ、さっさとスイーツ巫女探しにいこう。あの子ともメダロットしたいし。



 迎えにいって、半泣きで弾幕を撃たれてこっちが泣く羽目になったとさ。



 そろそろキャラを崩していこうと思う。といっても、必要以上にはならない気がするけど。要修行だねー。
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神薙 祐樹

  • Author:神薙 祐樹
  • 1987年3月11日生まれ。
    うお座のAB型。
    現在は雇われ店長としてブラックな職場で日々働いて時間を失っています。

    RO現在休止中。Mimir鯖所属、主に影葱。ガンダムオンライン、ガンダムジオラマフロントにはまってます。

    SS書く時間がほしい。
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