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ちょっとした練習作品。面白くもなんともない。地味に幻想入り





「お腹減った」

「知らないわよ……」

「この神社は客に飯も出さないのか」

 けち臭い神社に巫女だ。
 そりゃご利益も期待できそうにない。
 賽銭も入らないわけだ。

「ただ押しかけてきてるだけでしょう。魔理沙と同じで」

「失敬な、アレと一緒にしないでほしい。僕は死ぬまで借りていくぜ、なんて言わない。あんな強盗紛いのことはしないよ」

 死ぬまで借りる=窃盗である。
 死んだから返す、なんて理屈は通らない。

「強引なのは同じでしょうに」

「でも黒白と一緒にされるのは非常に不愉快」

「おいおい、私には魔理沙ってちゃんとした名前があるからそう呼んでほしいぜ」

「嫌だ」

 ちなみに僕は人のことを決して名前では呼ばない。
 自分で決めたあだ名で呼ぶ。
 それが相手にどう思われようと、何をされようとも変えることは一生ないと断言できる。

「とりあえず黒白は紫もやしに盗んだ本を返すべきだと思う」

「盗んでなんかないぜ? ありゃ借りてるだけだ」

「一生借りるのは窃盗と同義だよ。さっさと返さないと黒白の家に小便かけにいくよ」

「それはやめろ!」

 冗談だと思われるだろうけど、僕は本気だ。やると言ったらやる。

「わかった、とりあえず前に借りた分は返す」

「全部返せ。んで腋巫女、御飯は」

「だから知らないわよ。後、腋巫女言うな」

「嫌だ」

 ため息をつかれる。なんだかんだで立ち上がり、炊事場へ行くのを見るに何か出してくれるのだろう。
 やっと御飯にありつける。
 家で作るのは面倒くさいから、いつもたかりにくる。

 便利だよね、友達って。

「霊夢、私にもなんかくれ」

「……分かったわよ!」

 やけくそ気味らしい。
 用意してくれるのはいいけど、ちゃんと食べられるものを出してもらわないとちゃぶ台返しが炸裂することになる。
 
「おー、御飯? 私にも」

「また酒かウォーターメロン」

「……素直に萃香って呼べばいいのに」

「嫌だ」

 西瓜だと名前が一緒だから、あえてウォーターメロン。
 後、酒臭いからこっちよるな。

「祐樹も飲めばいいのに」

「弱いからいらない。ウォーターメロンとぶんぶんみたいにザルじゃないから」

「お前弱いもんな、酒」

「黙れ黒白」

 コタツの上にあったみかんの皮の汁を黒白の目に飛ばす。
 畳の上で悶絶する黒白がいるが無視する。
 それよりも早く御飯よこせ腋巫女。

「お待たせっ」

 不機嫌そうに昼食をコタツに置く。
 きっとカルシウムが足りないんだろう。
 今度煮干でも賽銭箱の中に入れてあげよう。

「おいっ、無茶苦茶痛いんだからやめろよ!?」

「黒白がいらんこと言うから制裁。プゲラ(笑)」

 嘲笑してやる。

「ぶっ飛ばしていいか……?」

「魔理沙、やるなら外に向かってやってね」

 おお、こわいこわい。

「恋符――」

「ちょいなー」

 その辺に落ちてた孫の手で黒白の弁慶の泣き所を割と本気でストライク。
 再び畳みの上で悶絶する黒白の分の御飯を確保。

「がつがつがつ!」

「おま!?」

「ごちそうさまでした」

 自分の分も含めて完食その時間僅か十秒。
 腋巫女の御飯はそこそこ美味しかったです^q^

「てっめ……表出ろやぁ!」

「寒いから一人でいってら」

 腋巫女とウォーターメロンの二人に首根っこを掴まれ、外へと放り出された。
 これは虐待に違いない、マヨヒガにいる少女臭に訴えねば。

「覚悟はいいだろうな……」

「話せば分かる」

 答えはマスパ放射でした。
 
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神薙 祐樹

  • Author:神薙 祐樹
  • 1987年3月11日生まれ。
    うお座のAB型。
    現在は雇われ店長としてブラックな職場で日々働いて時間を失っています。

    RO現在休止中。Mimir鯖所属、主に影葱。ガンダムオンライン、ガンダムジオラマフロントにはまってます。

    SS書く時間がほしい。
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