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2008年06月の記事一覧

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MGS4クリアしました。

  圧巻としか言いようがなかった。スネークの長きに渡る物語に終止符が打たれた今作。PS3という次世代ハードでのゲームだけあり、今までのムービー、否、それ以上のクオリティの画質でゲームをプレイ出来るという驚愕の事実。しかし、操作方法が今までとかなり変わっていたので慣れるのにかなりの時間がかかってしまい苦労させられました。
 自動ロックオンをほとんど使わず、R3ボタンでの照準あわせを主に使い進めていましたが難易度高すぎるだろうと……まぁ得意な人なら簡単なんでしょうが。

 少なくとも、祐樹さんはかなり苦戦しました。見つからずに、というこのゲームのコンセプトをほとんど実行できないぐらいでしたし。特にチャプター4~5では見つからずにというのは無理。機械に見つけられ、敵兵を処理しても次々に現れて見つけられ、結局ゴリ押しで進みました。どうやったら見つからずに進めるのか問いたい……二週目に無殺生プレイを実行してみましたが結局二十~三十人は殺してしまう始末。一週目は三百人だったことを考えると盛大な進歩なんですが……ダメだなぁ。危険フェイズは相変わらず多いし。まぁ、後はやりこみ要素をやってぼちぼちやっていくしかないか……。
 んで、リベンジをかねて三週目。ノーアラートは無理でしたが、ノーキルは達成。最後の難関も、なんとか敵兵を眠らしまくって強行突破。アラート回数は18回で、微妙に惜しいなーと。
 難易度は日本版ノーマルです。ビッグボスハードで既に祐樹さんはいっぱいいっぱい。エクストリームなんて無理です。

 で、肝心のストーリーはもう涙無しには語れない。もう最後なんぞ、祐樹さん涙が止まらなかった。これは歴史に残る名作だと自信を持って言える。ゲームをして泣いたのなんて、CLANNAD以来だなぁ……。感動と悲しみで、祐樹さんは暫く嗚咽を漏らしながら泣いていました。このMGS4で、リキッド・オセロットとの決着、そして愛国者達を含む全ての謎が解き明かされます。
 本当に、小島監督はこんな素晴らしい物を生み出してくれてありがとう。そして、この時代に生まれたことを祐樹さんは感謝します。でも、正直生きる希望が最近失われつつあるのでどうにもこうにも困ったもんですが。

 PS3は高いだけで、良いゲームがないと良く言われていますが祐樹さんは正直、MGS4が出来ただけでもPS3を買って良かったと思います。ま、今度はCOD4をプレイしようと思っていますがw 他にも良いゲームあったら発掘しないと。


 Web拍手レスコーナー。

>私はランサーがネギまにも出てきてほしいです!二人の掛け合いがおもしろくてvvv

 賛否両論ありまくり。一体どうしたらいいものか。

>リリカルなのはクロス面白かったです!もっと続きが見たですこれからも頑張って下さい 祐一カッコイイ!

 祐一の口調とキャラがふらふらと安定しないのが悩み。少なくとも、雪夜のように細かく設定を気にして書かなくていい&そんなに長いものじゃないから完結はすぐかな? あくまで予想はだけど。


>コレはコレで面白いですよ♪・・<言葉遣い>クールっぽいイメージはありますね。
>2中々楽しいです、他のSSも頑張ってくださいね♪

 クールというより感情を殺してるので基本的に冷たい言葉になる、という風に意識して喋らせてます。他のSSは頑張るとしか……(´・ω・`)


>カルディナではなくカルディアですが、フロンティアは面白かったですね。自分の出生知ったときの対応とか、
>ハーケンは最近のヘタレ主人公と違ったからかなり新鮮でした。ラスダン突入前の不死桜での神夜との会話も良
>かったし

 あれ、カルディアだっけ。細かく覚えてないやw ハーケンの出生を聞いたときはなんとなく予想はしてましたが、あの対応は意外だった。さほど気にしていないように見えても、育ての親の前ではその不安を口にするも、すぐに持ち前の楽観さで持ち直す辺り、ハーケンは良いキャラでした。神夜との会話も良かったですよね。


>リリカルなのはとのクロス面白いですよ♪JGJさんの所に投稿しててもおかしく無いですね♪

 ん? これは投稿しろという遠まわしの催促なのでしょうか。別にやってもいいけど、相当短い話が連続して続くようなものですよ。祐樹さんはいつも一話30KBぐらいをめどにしてますし。あ、タグを入れての話ですから。


>SS読みました、何か祐一が負けてちょっとショックかもせいぜい引き分けにはなると思ったが。。。。
>2しかし、聖杯戦争の後だから少しは強くなってると思ったが・・・・そうでもないんだな。。。

 聖杯戦争後の話ですが、基本的に祐一の強さに変更はありません。後は、世界の違いによる身体能力の違いとタカミチと祐一の戦闘経験の差、そして感卦法の使用が勝負の決め手としました。引き分けは考えてなかったですね。


>祐一の目のことがいつネギたちに明かされるのか楽しみにしています。

 切り札は常に伏せておく、というのが祐一の考えです。祐一の魔眼については、前に書いたスクナ編で使ったのであの後ぐらいに話すのじゃないかと予定。ま、あくまで予定であり未定ではありますが。


>衛宮家にはパソコンがあるのでは?(ホロウ参照)

 ホロウ設定は基本反映していませんということでご勘弁。それに、あれはネタなので衛宮家にパソコンはない、という仮定で話を進ませているので。


>OGサーガのハーケンはレモンとアクセルの遺伝子を使っていると予想してるのですが祐樹さんはどうですか?

 ふーむ、そういう考え方もありかな。祐樹さんは直接的な関係はなくとも、レモンはハーケンを自分の息子のように思いブロウニングの姓をつけたんじゃないかなとか思ったり。


>ネギまの単行本を買ってやっぱりラカンの「エターナルネギフィーバー」で吹いてしまったww

 どう考えても語呂が悪すぎです本当にry 斬艦剣は格好良いかなとか思ったけどw 


>①祐一が感卦法を覚え元の世界に帰った時後、凛やシエル達に見せたら確実に驚いてどうするのか
>教えろとか言ってもし凛が覚えたら士郎のストッパーに役に立つとか言って喜びそうですね。

 その前に気を扱えるようになるので時間がかかりそうですよね。凛が感卦法なんか覚えたらそれこそもう手がつけられませんよ? ストッパーどころか、ツッコミに転用されたらそれこそ目も当てられない。脅しで感卦法だされちゃ心休まるときもない。

 士郎「これ以上凶暴になられたら困る」


>ふと思ったのですがネギま世界では根源が存在しないから祐一の魔眼は使用できないのでは?

 確かに祐一の魔眼は根源と一時的に繋がったことにより得たものです。しかし、ネギまの世界にいても祐一は本来その世界の住人ではなく、本来は根源のある世界の人間。世界が違えども、その根源の恩恵は祐一にはある、という方向でお願いします(ぁ
 もしくは、ネギま世界に知られていないだけで根源があるってことでもおk。それでもダメなら、魔眼が独立してるってことで。

 最近どうにもSSの執筆が思うように進まない。やっぱ、長い間Fateをプレイしてないからある程度忘れてるのかなー。いや、今詰まってるのは雪夜でのオリジナルシーンなわけなんですが。というより、詰まるのはいつもそこ。中々キャラが動かないというか、地の文が出てこないというか。
 会話だけのSSなんて、味気ないですからねぇ。いや、巧い人はそれだけでも面白く見せるからすごいんですが。

 なんか、数ヵ月後のイベントに祐樹さん、なのはの小説を出すことになりそうです。友人と話していて、なのはでいこうということに。祐樹さんがはまったので、存在だけを知っていた友人に勧めてみたところ見事にはまってくれたようで。書き上げられるかどうかは別ですが、時間軸的にはA’s後を予定。結構ありがちなネタですが、まぁ勉強にもなるしいいかな。出来るかどうかは別問題だが!

 ところで、東方の設定資料集って文花帖と求聞史紀の二つあるじゃないですか。あれって、どっちを買えば設定として分かりやすいんだろ。微妙に東方書いてみようかと思ったけど、設定分からないとどうにもならないから、ちょっと設定資料集に手を出したかったけど分からなかったので断念。
 誰か教えてくりゃれ? まぁ、両方賛否両論あるだろうけどな!

本日の教訓。「感動の物語をありがとう。」


 リリカルなのはクロス第四弾。前回は祐一がなのは達に取り囲まれた所まで。こう書くと、なんかなのは達が悪役みたいに思えるから不思議。さて、こっからどうしちゃおうかな。




 腕を組み、祐一は自分を取り囲むようにして立っている――いや、一部は浮いていたりするが――なのは達を見回す。向かって左右正面にはクロノ、ユーノ、アルフ。そして後ろになのは、フェイト。逃がすつもりのない包囲網。小さくため息をつき、祐一は目を瞑る。

「逃がさない、とでも?」

「当然だ。あんな事をされて、素直に逃がすとでも思ったのか?」

「だろうな。だが、自分の未熟さを相手にぶつけるのは感心しないな」

 皮肉った祐一の言葉にクロノは眉を顰めた。だが、先程の轍を踏むまいと努めて冷静であろうとする。なるほど、魔術師としての意識は備えているらしいと祐一は多少、クロノへの認識を変えた。こちらとしては戦う理由はもうないのだが、向こうはそうは思っていない様子。
 無理もない、確かに祐一は敵対されるだけの行動を取っている。そして、向こうからすれば祐一は重要参考人かもしれない存在だ。例えそれが見当違いだとしても、可能性が0ではない。また面倒なことになったと、祐一は三度目のため息。まぁこのような展開になることはかなりの可能性で予想していたので、許容範囲といえばそうなのだが。

「あの、吸血鬼さん」

 後ろからなのはの声がかかる。目を開け、顔を横に向けて視線だけをなのはに向ける祐一。その目は普通の人間とは違い、紅く血のようになのはには思えた。

「何で、クロノ君の邪魔をしたんですか。あの人達は、皆からリンカーコアを抜き取って酷いことをしてるのに……今、捕まえられたらそれを止められたのかもしれないのに」

「先程あの子供――クロノと言ったか。アレにも言ったが、俺はお前達の使う魔術に興味が湧き、それを見たかっただけだ。それに……ゲームセットにはまだ早いだろう」

「これはゲームじゃないです」

 むっとしてなのはは祐一に言い返す。人が襲われており、リンカーコアを抜かれた人々は例外なく傷ついている。命に別状はないものの、彼女達……闇の書の守護騎士達がやっていることは許されることではない。正義感が強い、というより人が傷つくのを嫌うなのははそれが許せない。何か理由があるのならば、互いに不利益にならないように話し合いたいと考えてもいる。
 そのなのはの言葉を聞き、祐一が声を上げて笑い出す。静寂が支配する闇の中に、ただ吸血鬼の哄笑が響く。

「な、何で笑うの!」

「これが笑わずにいられるか。一つ聞くが、魔術師。そのリンカーコアとか言うものを抜き取られた人間はどうなる」

「リンカーコアは魔導師の命。抜き取られて暫くは魔法が行使できないし、消耗するけど命に別状はありません。尤も、これはリンカーコアが全て抜かれていなければの話ですが」

 なのはの代わりにバルディッシュ・アサルトを構えたフェイトが答える。魔法、という言葉を聞いた祐一は一瞬反応するが、世界が違えば認識も違うものだろうとすぐに判断。そして、こちらでは魔術師のことを魔導師というらしい。

「ふん、命を賭けない戦いなんぞゲームと同じだ。あいつらも随分手緩いことをするんだな……やるならば徹底的に・・・・すればいいものを」

 理解に苦しむとばかりに祐一は馬鹿にするように嗤う。それが何を意味しているのか、気付いた全員は表情を険しくする。ようするにこの吸血鬼は、

 ――――二度と立ち上がれないよう、殺してしまえばいいと言っている。

 人間嫌いだと公言していたので、この発言自体は不思議ではない。だが、それでも口にされれば不愉快な気持ちを抱いてしまうのは無理もないだろう。それぞれがデバイスを持ち、構えを取る。その中で、なのはとフェイトは戦わざるを得ないと分かっていても、先日の祐一の最後に見せたあの寂しげな姿がちらつく。
 人ではないということによる孤独。化け物と蔑まれ、恐れられ、嫌われる。それは、一体どんな気持ちなのだろうか。祐一は、それをどんな風に受け止めてきたのだろうか。
 それを考えると、戦う意志が鈍くなる。

「かかってこい、魔術師ども。所詮、人の身で吸血鬼という存在に勝つことは出来ないことを教えてやる」

 腕組みを解き、殺気を放つ。まず飛び出したのはフェイトの使い魔であるアルフ。そして、次に近接戦闘技術が高いフェイトだ。彼女達の戦闘方法は近接攻撃による格闘。そして、フェイトは魔導師としても優秀だ。それはシグナムとの戦いを見れば、十分に分かる。
 的確な状況判断と、魔法の使用。そして自身と相手の間合いの把握。それがフェイトの強さの秘密。だがそれを覆すのは、目の前にいる吸血鬼という存在しない筈の存在。

 アルフとフェイトの連続で放たれる連携攻撃を見切り、祐一はかわしていく。攻撃が途切れた一瞬の隙を突き、祐一がアルフ目掛けて蹴りを放つ。吸血鬼の身体能力は人間の比ではない。まともに受ければ一撃で骨が折れるだろう。
 その蹴りが、アルフの目前で何かに遮られたように止まる。

「させない!」

 ユーノの防御魔法である。彼は攻撃魔法は得意ではないが、その代わり防御に特化した魔導師である。結界技術も高く、防御魔法に関してはクロノもひと目おくほどだ。アルフとフェイトが祐一から距離を取り、すぐに上空から刃の剣群が襲い掛かる。
 クロノの魔法「スティンガーブレイド」の強化版、エクスキューションシフト。着弾し、無数の爆発が生まれビルの屋上が倒壊する。とどめとばかりにそこに放たれるのは、高町なのはの魔法。

「アクセル・シューター!」

 なのはの周りに浮かぶように現れるピンク色の魔力光。計八個のそれは、レイジングハートを振ったなのはの意志により祐一がいた場所へ。そして再び生まれる爆発。土煙に隠れ、祐一の姿はなのは達には見えない。
 全員がそこから離れた位置の地面に降り立ち、警戒を怠らずその土煙を見つめる。風が吹き、少しずつ煙が晴れていき、そこから現れるのはぼろぼろになった服を着る祐一。その左腕は、自身の体を庇ったせいか血を流している。そして、頭からも一筋の血。
 非殺傷設定を解いてはいないが、あれだけの魔法を受ければ怪我の一つは負う。そして、祐一の体に流れる魔力の何割かは今の魔法によって削られていた。

「魔力へのダメージ……やっぱり、お前達の使う魔法は面白いな。しかし、殺傷力がない魔術など手緩い」

「あれだけの魔法をくらっても、そこまでダメージがないのか……」

 改めて吸血鬼という存在が規格外だということを思い知らされるユーノ。純粋に攻撃力だけを考えるならば、この中で一番の力を持つなのは。アクセル・シューターは彼女の持つ魔法でまだ比較的弱いものだが、それでも並の相手なら一瞬だ。そしてクロノのスティンガーブレイド。非殺傷設定とはいえ、攻撃力は高い。祐一の防御力は、守護騎士達を守る守護獣、ザフィーラより硬いらしい。
 そして、もっと驚くべき光景が彼らの目に映る。懐に手を入れた祐一は、そこから赤い液体が入った容器を取り出す。

「輸血……パック?」

 そう、病院などで輸血に使われる輸血パックだ。その容器に、祐一が噛み付き流れ出る血液を啜り上げる。血液を全て飲み干し、容器を地面に投げ捨て口元を拭う。その祐一の傷ついた腕と体が、ゆっくりと元に戻っていく。
 復元呪詛。吸血鬼――死徒が持つ能力。時間逆行により、破損した部分を元通りにするいわば再生能力の一種である。

「俺を倒すのなら、息の根を止めるしか方法はないぞ」

 ダメージを与えてもすぐにそれを上回る回復力で無駄になる。生半可な攻撃では、祐一に致命的なダメージを与えることは出来ない。しかし、ダメージを与えようとするならば魔法の非殺傷設定を解いて攻撃する他に手はない。それはクロノ達にとって、そうそうできることではない。
 だが……

「なのは、フェイト。魔法の非殺傷設定を解け」

「クロノ君!?」

「アイツを倒すにはそれしか方法がない。僕だってこんな事、したくはないが」

 クロノ・ハラオウンは時空管理局の局員。意味あいが少々違ってくるが、軍人のようなものだ。彼にとって、目の前にいる吸血鬼は危険因子以外の何者でもない。それを排除する為に必要ならば、魔法を殺傷設定にする事も辞さないのだ。
 そして、その吸血鬼もそう簡単にやられるつもりもない。

「相手を殺す覚悟も持たず、戦いに出るな未熟な魔術師ども。その躊躇いを抱えたまま、その命儚く散らせ」

 右手首を口元まで持っていき、口で肉を噛み千切る。勢い良く食いちぎったせいで、手首からは血が噴水のように吹き出す。その凄惨な光景を目にしたなのはとフェイトは、表情を蒼白に染める。一体何を、と驚愕を浮かべるのはクロノ達。
 吹き出す血に左手をかざし、ぐっと拳を作る。そのまま左手を右手首から離していけば、そこには紅に染まる真紅の魔剣が生まれていた。
 溢れる血液を凝固して造られた、血の剣。安易に名前をつけるとするならば、ブラッドソードとでも言うべきか。右手首から噴出していた血も、復元呪詛によりすぐに完治している。

「自分の血を、剣にした……」

「あれが奴の使う魔法の一つか…?!」

 正確に言えば、これはクロノの言う魔法でも魔術でもない。祐一が吸血鬼になったことによって得た特異能力。人間の時であった祐一は、魔術の才能がなく吸血鬼として覚醒した際にある程度の魔術行使は出来るようになった。先程放ったガンドもその一つである。
 そして、この血液操作に気付いたのは吸血鬼になって暫くの後。教会の代行者に襲われた時に気付いた。血液を自分の思う通りの形に創造できる。剣だろうと、槍だろうと。血液を媒介にして、爆発させる事も可能だ。

「死は覚悟したか? 相手を殺す覚悟は出来たか? 戦いとは所詮殺し合いだ。

 さぁ――輪廻転生の輪に入る覚悟は出来たか?」



 こんな感じでどうだろ。なんか、このまま行くと確実に誰かが死ぬストーリーになりそうで困る。ちょいと祐一さんやりすぎでないですかい。自分で書いておいてなんだけどさ。
 うーん、これは次回の際にはぼろぼろになりながらも生還したという設定で別物語を書くか! 秘技「流れぶった斬り」ですよ。

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OGサーガクリア。

 OGサーガ、無事クリアしました。最初はシステムが分からず、攻撃方法も適当にやっていたのですがそこは人間、人は慣れる生き物です。今では立派に連携攻撃を使いこなす祐樹さんの姿が……!
 いや、まぁ適度に失敗しましたけどね。主力はハーケン・零児・KOS-MOS・小牟。
 ハーケンには根性が、小牟にはど根性があるんですがKOS-MOSと零児には自己回復型精神コマンドがないからちょっと不安要素あり。その代わり、友情に復活、絆があるので回復には困らないけどSP消費量が馬鹿にならない。そして零児には魂があるので主力。
 んで、とりあえずプレイして終わったわけなんですが……これ、ボスが異常なまでに強いと思う。適度にレベル上げの時間を取りながら戦っているんですが、ボスはアイテムを全開で戦わないとまず勝てない。祐樹さんが下手なだけかもしれんけど、それだけじゃないと信じたい。
 とりあえず、今までに戦ったボス(特に印象に残った相手)の戦闘での感想をば。OGサーガプレイしている人、プレイしようと考えている人は、読み飛ばしちゃってください。


 キュオン・フーリオン戦

 初めてゲームオーバーさせられた相手。油断はしていなかったんですが、あまりに高い攻撃力の範囲攻撃を何度もやられ一瞬で全滅。唖然としました。悔しいので、レベル上げを繰り返しアイテムを常備して戦いを挑みリベンジ完了。それでもしんどかった。飯塚雅弓さん、強いよ(ぁ

 零児・小牟戦

 仲間になる前に一戦交えました。原因は沙夜がハーケン達を騙したせい。オルケストル・アーミー(キュオンやヘンネの部隊)だと教えられ、誤解のまま戦闘。アシェンが「とりあえずぶっ飛ばせば分かります」の一言にふいた。キュオンのこともあり、強さはどうかなと思ったけどさして苦戦しませんでした。零児は四人の連続攻撃の前に1ターンキル。小牟も次のターンで必殺技の前に沈む。
その後、誤解が解け仲間になりましたとさ。

 ヘンネ・ヴァルキュリア戦

 セーブするのを忘れて特攻。しかもレベル上げのため戦闘メンバー入れ替え+一人SPすっからかんという状況での戦闘で\(^o^)/と思いました。実際、大分苦戦しましたし。死にそうになりながらも、なんとか撃破。この辺りから援護攻撃とか連携攻撃のコツを覚えたかな。タイミングとか。

 ゲシュペンスト・ファントム戦

 初のPTとの対決。Wシリーズの量産型っぽい奴と一緒に出てきて、とりあえず雑魚は引っ込めとばかりに攻撃。しかし予想以上の硬い防御に苦戦を強いられ、その間にファントムの攻撃をもろに受けまくり。グランスラッシュリッパーの攻撃で死に掛けたり、必殺連携されて一人やられたりと悲惨な状態に。そしてファントム本体も硬いわで、頻繁に強制回避されて時間かかりました。

 ヴァイスリッター・アーベント戦

 白銀の堕天使との戦い。Wシリーズ量産型と共に現れ、先制したろうかと思ったら相手側から。しかもこのアーベント、自己修復で毎ターン10000前後HP回復する嫌がらせもち。攻撃も頻繁に必殺技を繰り出してきてこちらの一人がすぐに瀕死状態。零児の魂と全員の連携攻撃の後、真羅万象の前に沈む。

 カルディナ・バシリッサ&ゲシュペンスト・ファントム戦

 カルディナは紹介してませんが二回目で、ファントムも二回目。両方とも高いHPと攻撃力、そして防御で苦しませてくれました。まずはカルディナからゆっくり倒し、その後ファントムに攻撃を集中。カルディナはキリン・アサルトという必殺技でこちらを圧倒してきました。ファントムも一回目より相当強く、攻撃がとおらず苦戦しましたが見事に撃破。この戦いの後、ファントムは回収されてこちらの味方になりました。ちなみに援護攻撃のみの要員です。

 アルトアイゼン・ナハト戦

 ついに現れた我らが孤狼。OG2における、向こう側のキョウスケの機体とも言われるナハトです。形自体がOG2のMAPに出てきたアインスト・アルトアイゼンにそっくりなので、これがあの機体かな? と祐樹さんは考えてます。アーベントと同じく、自己修復機能を持ち毎ターン10000回復する厄介な能力。しかし、何より脅威だったのは高い攻撃力と防御力。範囲攻撃のレイヤード・クレイモアの一撃でHPの6~7割は削られ、熱血がかかった場合ではHPが2400ほどあったハーケンが即死。
 そして単体攻撃ではHPマックスだった神夜が一回の攻撃で即死という傍若無人ぶり。これは全滅を覚悟しながら戦いを続け、KOS-MOSの精神コマンド・直撃を主軸に攻撃を展開し続けからくも勝利。正直一番厄介な相手はコイツだった……。

 アルトアイゼン・ナハト&ヴァイスリッター・アーベント戦

 苦戦したPTが同時に襲い掛かってくる恐怖。しかもその直前にボス戦をこなしたばかりで、少し消耗した状態での戦闘でしたので結構不安でした。相変わらず自己修復機能は健在で、毎ターン16000前後回復。そして攻撃力の高さも強化され、一回の攻撃でHPの六割は削られます。
 とりあえず比較的装甲の薄いと思われるアーベントを先に撃破。常に魂、熱血、直撃をかけての攻撃でSP消費は馬鹿にならず。その間にナハトによる範囲攻撃レイヤード・クレイモアが飛んでくるので回復も心がけなければならない。小牟がその間に二回やられました。
 毎ターン回復されながらも、アーベント撃破。しかし、残るのは装甲と攻撃力に定評があるアルトアイゼン。だが、一体だけなら勝てる。予想外だったのは、ナハトが一切個人攻撃をしてこなかったことです。熱血をかけてのレイヤード・クレイモアのみでした。その際に零児がダウン。やはり装甲の厚さは伊達ではなく、苦戦しました。この戦闘の後、ゲシュペンストによるハッキングでナハト・アーベントとともに味方へ。やはり援護攻撃のみの要因なのが残念だった。強いけどね?

 結論、結構楽しかった。最終的なクリアレベルは60前後。最後はボスの連続で辛かったけど回復しに戻ったりしたから比較的容易だった。OGサーガプレイしてる人は、頑張ろう。
 

 Web拍手レスコーナー。今回はほとんどなし。

>ひょっとしてブログの方の拍手はスルーですか?

 最初は見方が分からずスルーという形になってましたが、今はちゃんと見てますよ。それのお返事もやってますし。後、前々回のリクエストの返答もあったのでそれを入れて同着でした。


>WEB拍手で見ましたが確かにランサーは出さない方が良いのではある意味最強ですから
>2バランスが崩れるのでは無いかと今の祐一でも丁度良い位ですから・・これからまだ強く成りそうですがw
>3それぞれのヒロインの短編は良いと思います、一体何人になるやら・・・ww

 ふーむ、じゃあランサーなしで進めようかなぁ。ある意味一番の見せ場がつぶれるから、少々展開の盛り上がりを考えないといかんね。
 ヒロインの短編は、正直キャラの数だけあると考えると萎える。どう考えても某JGJさんとこの無茶振りです本当にありがry


>祐一の必殺技、魔眼で虚数空間に道ずれ!!
>またの名をメガン○!!

 メガンテは危険すぎる。死んだら意味ねーYO。それ必殺技ちゃう、自爆技やせつこ!(ぁ


>ランサーは強すぎるのでエヴァやセイバーのように何らかの制限を加えたらどうですか?

 どういった制限をつけるかが問題になりますね。契約上の問題はないですし、世界が違うせいで能力が発揮できないというのは無理があるし。エヴァの場合は呪いだし、セイバーは士郎との契約に問題があったわけで。んー……魔力遮断解除が出来なくなるとか?
 でも、原因が思いつかないね。それだと宝具も使えなくなるし。あー、でもあの時召還した際に令呪は使い切るわけだから、サーヴァントとしてではなく使い魔か似たような契約をして能力に制限がつくというのはありか……難しいとこだ。


>東方緋想天の萃香のイラストをみてちょっと色っぽいかもと思ってしまった自分は駄目人間?

 あるあるwwwww 萃香だけなんか妙にえろいよね。あれか、ロリに目覚めさせるための罠か。



 もう六月です。そろそろ大学での卒論も本腰を入れて始動し始める時期であり、祐樹さんは果たして卒論を完成させることが出来るのか。友人達と共に。まぁ、それを心配するよりこの先の人生を心配したいものですが。この歳でずっと恋人もおらず、先のことも分からずじゃ本気で路頭に迷う。
 ライトノベル作家になりたい、という夢はありますがそれを選んで進むのはやはり茨の道。親の反対は無論のこと、望んでなれるような職業でもなく、才能と文章構成力がなければ到底叶うことのない祐樹さんの夢。色々と考えて鬱になることが多々あります。
 本当に、この先どうなるのかな。恋人も欲しいけど、あまり人付き合い多い方じゃないから出会いも少なくw

 OGサーガを買ったときに、色々予約のコーナーを見ていたのですがPS3同梱版メタルギア4の予約を開始していて泣きました。未定だ未定だといわれていたのにやっぱり入荷かよ。それなら祐樹さん、自分の店で予約せずにそこで予約すれば良かった。
 まぁ、今更ですけど。予約した以上はちゃんと売り上げの為にうちの店で買います。店売り分にしてもいいと言われたけど、正直売れるかどうか分からないからね。しかし、もう二日後か。こりゃーもう暫くはハイテンションモードかねー。

 というか、SSは元からだが一週間に一回は更新しようと思ってるブログすらも更新できん・・・。バイト先のコンビニで深夜枠が一人抜けてしまったせいで、祐樹さんがそれに狩り出される始末。そして他の日の早朝もあるので、基本的に祐樹さんには休みがありません。
 大学が一日だけとはいえ、正直しんどい。早く深夜枠の人こないかなぁ。


本日の教訓。「OGサーガは微妙に面白いかったかな?」


 なのはクロス第三弾。依然として難航中ですが、とりあえず決定事項としては1番をやりたいと思います。ただ、戦闘描写は多分ないかも。ストーリー的に一番を採用するだけで、戦闘は多分なし。少々煮詰まっているので、不出来なものを晒しそうですがそれでもいいのならどうぞ。


 新たな力――カートリッジシステムを搭載したデバイスを手にした高町なのはとフェイト・テスタロッサ。それを持ち対峙するは、魔導師連続襲撃事件の犯人の二人、シグナムとヴィータ。そして、そこから離れた場所でフェイトの使い魔アルフと向き合うザフィーラ。

「デバイスを強化したか……。ヴィータ、油断するなよ」

「言われなくても。ベルカの騎士に――負けはねぇ!」

 それぞれが因縁を持つ相手、シグナムはフェイトと、ヴィータはなのはと一騎打ちをするためにばらばらに分散する。それを結界外から静かに見守るのはシャマル。彼女の本分は後方支援であり、直接戦闘をするには少々スキル不足だ。彼女らヴォルケンリッターが使うカートリッジはシャマルの手によって作られているもの。そして、戦闘によって受けた傷を癒すのも彼女の役目。
 そして、彼女達の主である八神はやてに寂しい思いをさせないようにするのも重要な役目だ。戦闘を開始する仲間達の姿を目にし、シャマルはクラールヴィントを持つ手を無意識に握り締める。

 ――――その彼女を、遠くから観察する存在が一つ。そして、結界内の戦闘も観察する存在が三つ。結界外にいるシャマルを観察しているのは、先日高町なのは達と一騒動起こした現代の吸血鬼、相沢祐一。そして、結界内で繰り広げられている魔導師の戦闘を観察しているのは彼の眷属であり一部である蝙蝠だ。その蝙蝠が見ている光景は、リアルタイムで祐一に見えている。

「こっちの魔術師とはかなり違うな……これも世界が違うせいか」

 面倒ごとはごめんだ、と祐一は言った。それ自体に嘘はない。だが、先日の一件でこの世界の魔術―否、魔法に興味を持った。それを調べるため、目にするためにこうして結界を張られた場所に赴き戦闘を見ている。
 それは恐らく、吸血鬼になる以前の魔術師としての血なのだろう。未知なる魔術を目にし、それの正体を探り出来ることなら会得したい。祐一は会得したい、とまでは考えてはいないが正体を知りたいことは否定しない。所詮、自分も吸血鬼である前に魔術師だなと祐一は自分を嘲笑う。

「武器をもって戦う魔術師、か。どちらかといえば、ゲームのような魔法戦士だな」

 激化する戦いの一部始終を、祐一は眷属の目を通して見続ける。

「ん?」

 祐一本人の視線の先のシャマルを見れば、その後ろに先日の子供―クロノ・ハラオウンの姿。杖を突きつけ、動けなくしている。どうやら捕縛しようとしているらしい。
 それではつまらない――――そう、呟いた祐一の姿がその場から消える。次の瞬間、シャマルに杖を突きつけていたクロノが吹き飛ぶ。

「えっ!?」

「ぐっ……な、なんだ!?」

 驚きは双方から。そしてシャマルを庇うようにして立つのは、死徒・相沢祐一。口元を微かに歪めてクロノを見据えている。

「あなたは……!」

「お前は…っ、何故邪魔をした!? やはり、守護騎士の仲間……!」

「理由は簡単だ、ゲームセットにはまだ早すぎる。俺自身、お前たちの使う魔術に興味が出たんでな。少しの間、鑑賞させてもらう」

 右手を上げた祐一の下に、戦闘を監視していた三匹の蝙蝠達が止まる。蝙蝠達は、その腕の中に沈み込むようにして消えた。彼らは祐一の一部。自らの肉体を蝙蝠とし、使役していたにすぎない。役目がおえれば元に戻るのは当然。
 だが、シャマルとクロノからすればそれは異様な光景だ。杖――デバイスも持たず、彼らの使う魔法を腕の一振りで破壊するに飽き足らず、先程の蝙蝠を吸収した芸当。

「吸血鬼――本物か」

 戦慄の慄きがクロノの口から漏れる。先日の一件の後、この世界における吸血鬼のあり方を高町なのはから聞いたりユーノと共に調べたりした。血を吸い、蝙蝠を眷族とし、夜の闇に生きる存在。そして人間とは思えない能力。信じざるを得ないことだ。
 
「何故、私を助け――」

「勘違いするな。さっきも言った通り、お前たちの使う魔術に興味が出ただけだ。そう簡単に終わられては俺の目的が達せられんだけだ」

 それだけのために……とシャマルは口を閉ざす。その祐一に向かって影が一つ走る。その影――仮面をつけた男は、鋭い蹴りを放つ。大きい乾いた音が、辺りに響く。男の放った蹴りは、祐一の左手に掴まれる形で止められていた。
 それをつまらなさそうに見る祐一の目には、何の感情も込められていない。それを間近で見る事になったシャマルは、背筋に寒気を走るのを自覚した。
 敵意も殺意もない。突然攻撃をしかけてきた男に対して、祐一は何の感情も示さない。路肩の石に行く手を遮られた、その程度にしか思っていないように思える。だが、それは違う。

 魔術師とは、感情を殺す者である。祐一は自分に対して攻撃をしかけてきたこの男に、苛立ちの感情を覚えていた。それを殺し、ただ無感情に徹し仮面の男を見ているだけだ。彼が邪魔だと判断すれば、即座に殺すことも厭わない。

「俺以外に見ていたのはお前か。何故、俺に攻撃を仕掛けてきた?」

「お前が邪魔になると思ったからだ」

「分かりやすい理由だ、気に入った。だが、たかが人間にすぎんお前に俺を倒せると思うな」

 男の足を握ったまま、祐一は右腕で仮面の男を殴る。腕でガードした男だが、そのまま隣のビルまで弾き飛ばされてしまった。土煙を上げるその場所に向けて、祐一は左手の人差し指を向ける。

「……ガンド」

 その指から無数の黒い弾丸を放つ。銃弾のような乾いた発砲音を響かせてその黒い弾丸は、土煙の中へ襲い掛かりコンクリートの残骸を増やしていく。
 それを息を呑んでみていたシャマルとクロノの二人。すぐに我に返ったのはシャマル。迷っている暇はない、と持っていた本――闇の書を開く。

(皆、今から結界破壊の砲撃を撃つわ。うまく交わして撤退を!)

 念話で仲間にそれを知らせ、シャマルは詠唱を開始する。足元に現れるベルカ式の魔法陣。それを間近で見ていた祐一は、興味深そうに眺める。魔法陣自体は珍しいものではないが、違う世界の魔術行使を見る良い機会だ。
 クロノがその行動の真意に気付き、自身のデバイスであるS2Uと共にシャマルに向かう。しかし、彼の前に立ちふさがるのは吸血鬼。

「折角の機会を邪魔されたくないんでな。少し大人しくしていろ子供」

「邪魔をするな吸血鬼!」

 瞬時にスティンガースナイプを放ち、間髪入れずに自身も祐一へと接近しS2Uを武器にして戦う。放たれた魔法は、先程のガンドで相殺しクロノ本人の攻撃は武器の軌道を軽くずらすことによっていなしてく。その間も、祐一の視線は詠唱するシャマルに向けられている。
 まるで相手にされていない――クロノに怒りが芽生える。その怒りが、攻撃に隙を生み出す。しまったと思う暇もなく、クロノの体は祐一の蹴りによって仮面の男が吹き飛んだ方とは逆のビルへと飛ばされる。フェンスにぶつかり、クロノの体がだらんと弛緩するのをモニターで見たエイミィは彼の名を叫ぶ。

 その直後、シャマルの詠唱が終了し魔法によって生まれた雷の一撃で、管理局魔導師が維持し続けていた結界を破壊。それを見届けた祐一は、その威力に感心する。自分の世界の魔術師で、あれだけの威力の魔術を出せるものなど、果たしているのかどうか。
 破壊力だけならば恐らくほぼトップクラス。色々と面白いものが見れたと祐一は嗤う。砲撃が終わり、シャマルが飛び立とうとするがそれをやめ、祐一を見る。

「貴方は、一体――」

「シャマル! ……って、なんだテメェ!」

 何かを言おうとしたシャマルの言葉を遮って、赤い服が特徴的な小さな子供―-ヴィータがやってくる。祐一の姿を目にすると同時に、手に持ったハンマーを突きつけた。
 祐一は、あの白い服の子供と戦っていた奴かと心中で呟く。蝙蝠からの視覚経由で、全員の顔ははっきりと記憶した。

「通りすがりの吸血鬼だ」

「きゅう、けつき……?」

 ヴィータは祐一の言葉を聞いて、呆けた顔をする。その脳裏には、以前彼女達の主であるはやてと一緒にホラービデオを見た光景が蘇っていた。人の首筋に噛み付き、そこから血液を吸い取って人を殺してしまう化け物。はやてと一緒に震え上がったのを思い出すヴィータ。
 だが、あれは空想上の生き物。存在しない生物だとはやてが言っていた。

「へ、下手な嘘つきやがって」

「ヴィータちゃん、少なくともあの人は人間じゃないわ。自分の体の一部を蝙蝠にするなんて芸当、人間には出来ない」

「え、じゃ、じゃあコイツ本物の……?」

 祐一を指差してヴィータは視線を彷徨わせる。その目が祐一に向けられたとき、その口元から見える長い二つの牙がヴィータにそれが真実だと認識させた。得体の知れない恐怖が、体の奥底から湧いてくるのをヴィータは感じる。闇の書の守護プログラムとして、長い年月を経ている彼女だがその性格は基本的に子供よりだ。恐怖が生まれるのは仕方のないことかもしれない。

「安心しろ、お前らの血などいらん。生憎と今日は、食事は既に済んでいるんでな」

 くっくっくと祐一はわざとヴィータの恐怖を増徴させるような発言を取る。食事、という言葉を聞いたシャマルとヴィータはその食事がなんなのかを理解し顔を青ざめさせた。

「そら、さっさと逃げたらどうだ。それとも……今この場で血液を吸い尽くしてやろうか?

 一歩踏み出してそう発言する祐一に、シャマルとヴィータは恐怖を感じてすぐにその場を飛び立った。それを見届けた祐一は、笑いを口の中で押し殺す。なんてことはない、ただ気まぐれでからかっただけのことだ。あんな戦いをする人間が、吸血鬼一匹程度に怯えるのがひどく滑稽に思えたのでつい興が乗った。
 笑いを押し殺し続けていた祐一だったが、不意に顔が無表情になる。その原因は――今現在、自分は四方を囲まれているからである。

「おふざけが過ぎたな。さっさと帰っていれば面倒に巻き込まれずにすんだんだが」

 心底面倒そうな口調で、祐一は自分を取り囲む人間達――高町なのは、フェイト・テスタロッサ、ユーノ・スクライア、アルフ、そしてクロノ・ハラオウンを順に見回してため息をついた。


 夜勤あけとか色々精神的にアレな時に書いたから無茶苦茶になった。今では反省している。出来ることなら、黒歴史にしてしまいたい。つーわけで、今回はこの辺で。
 しかし……吸血鬼祐一の口調は、なんか書きづらいな。

神薙 祐樹

  • Author:神薙 祐樹
  • 1987年3月11日生まれ。
    うお座のAB型。
    現在は雇われ店長としてブラックな職場で日々働いて時間を失っています。

    RO現在休止中。Mimir鯖所属、主に影葱。ガンダムオンライン、ガンダムジオラマフロントにはまってます。

    SS書く時間がほしい。
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